つまり私は正しい

ただ思ったことを思ったままに書き綴るだけであってそれ以上でもそれ以下でもないただの日記

新卒社員だからということで上から目線でしか語れない上司とは関わるな

希望通りの会社から内定を貰った若者であれば、入社を心待ちにしているかもしれないが、そうでないものも少なくないだろう。春から新卒として、社会に出る若者たちに言っておきたいことがある。

上司が人間的に優れているとは限らないということだ。

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こちらの記事では、価値が無い上司とは付き合う必要もないし、「飲み会」に意味などない。魅力がなければ人は付いてこないということが書かれている。言葉は多少きついところもあるが、概ね正解である。だが、なぜかコメントには批判的なものが多く、この若者が間違っているかのように指摘されている。まったくもって理解できないし、上から目線でものを言うなという意見もあるがどちらが上から目線かよく考えてから発言して頂きたいものだ。

世の中には困った人たちが存在する。人は年を取るたび細胞は劣化していき、知力、体力ともに衰えていくばかりなのに、年を取った方が偉いと考える人達だ。20歳と40歳であれば20歳の方が身体能力的に優れているのは明らかなのになぜかそれを認めようとしない。40歳の方が優れているとすれば、その間に培われた経験というものしかないのだが、得られる経験と年齢は比例しない。思考停止で黙々と日々の生活に追われただただ年を取った人というのは人間的に成長をしないし、退化していくばかりで尊敬されるものでもないものだ。そういう人と関わりを持つといつの間にか自分も同じような価値観に染まっていくもので、気が付いたら何の魅力もない40歳のおっさんになってしまうのは確定的なので、できるだけ距離を取ることをおすすめしたい。

コメント欄にはそういう輩が多く沸いているようだ。自意識過剰で自尊心の高い厄介な人が顔を真っ赤にして多くのコメントを残している。だから「価値が無い」と言われるのだ。

そしてそういう方々の多くはブラック企業で働いている。ブラック企業の多くは無駄な作業に時間を浪費する。会社としてPDCAが上手く機能していないためだ。ワンマン経営者や上司の独断でルールが敷かれ、提案は全て反論とみなされる状況においては黙々と自分に与えられた役割をこなす以外の選択肢は全て断たれる。会社から逃げられないようにするために、車や家を買うことを勧められ家庭を持つことが推奨されるが、新婚旅行は遊休で一周間程度認められれば良い方だ。もちろんそれ以外の有給取得などは認められない。当たり前の権利の行使が特大の飴に思えた時点で思考がおかしくなっていると自己診断したほうがいいだろう。以下の記事ではブラック企業がどういうものかが語られているが概ね正解だ。

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世の中にはホワイトな会社の方が少ないくらいで、ブラック企業の素質を備えている会社の方が多い。ブラック企業の中でも自分を見失わずに成長を続け人間的な魅力を磨いているものも居ないわけではないが、少数派である。有能な人が多ければ多いほど仕事は効率よく回され無駄は省かれ企業はホワイトになるものだが、一度ブラックに落ちてしまうと改善されることは少ない。なぜかと言えば有能な者から会社を離れていくからだ。残されたブラック企業には残された相応の人達が多く存在している。ブラック企業で日々の忙しさに我を忘れて死んだ魚のような目で働いている人は、日々フラストレーションを鬱積している。やがて臨界点を突破したものは鬱病などの精神疾患を患い会社を去っていくが、うまくフラストレーションを扱う人達もいる。上手にガス抜きを行う方法、それが新人と飲みに行き会社の愚痴を言い合うことだ。もちろん会計は折半だし、さぞかし上から目線で講釈を垂れることだろう。そういう上司が一人二人であれば上手く避けやり過ごせば問題ないが、多すぎる場合にはもしかしたらその会社はブラック企業なのか後にブラック企業に落ちていく会社なのかもしれない。

最後に飲みにいくことについても書いておきたい。飲み会の誘いを全部断るべきではないし、人間的に尊敬出来る上司であれば飲みに行って得られることも多いことを付け加えておく。キャリアの築き方、人生の生き方についても参考になるアドバイスを頂けることはあるので、そういう上司に巡り逢えたら交流を深めてみるのもいいだろう。だが、つまらぬ武勇伝や会社の愚痴や社畜自慢などのような上司のフラストレーションのガス抜きに付き合ってやる必要はない。「そういうのは彼女や奥さんだけにしてください。」と率直に申し上げよう。上司が独身であれば、酒で暖まった体も急速に冷えていき、次から上手に距離を置くことができるはずだ。

上司が人間的に優れているとは限らないし、有能な人はその立ち居振る舞いや雰囲気に出ているものなので、上手く観察し自分にとって尊敬するべき相手なのかを判断する必要があるだろう。判断できなければ、気付いた時には何の魅力ない40歳のおっさんになってしまうことだけは肝に銘じておくべきだ。

日々成長することを意識して、新入社員生活を謳歌してほしい。